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PMK Column

逆効果になることも!セルフでフェイシャルケアを行なう時の注意点

逆効果になることも!セルフでフェイシャルケアを行なう時の注意点

エステサロンで行なわれるフェイシャルケアは、特殊な美容機器や美容液を利用してプロの手で行なわれるため、高い効果を期待できます。しかし、フェイシャルケアをセルフで行なう場合はどうでしょうか。

実は、フェイシャルマッサージは、プロではない方が何もわからない状態で行なってしまうと逆効果になってしまうことがあります。そうならないように今回は、セルフでフェイシャルケアを行なう時の注意点を4つご紹介します。日ごろから自宅で肌のお手入れをしている方はぜひ参考にしてください。

フェイシャルマッサージについての注意点

小顔やリンパの流れを良くするフェイシャルマッサージですが、強くやりすぎてはいませんか?

強くやってリンパの流れを良くすればするほど早く効果が出ると思われがちですが、強くやりすぎてしまうと、その部分に摩擦が生じ、色素沈着や赤味の原因を引き起こしてしまいます。特に色素沈着はシミや黒ずみをつくる要因になるので注意が必要です。

また、力を入れすぎたマッサージを毎日同じ個所で繰り返し行なうと、皮下の毛細血管が断裂し、血行不良の原因をつくり出してしまいます。さらに、筋繊維を引き延ばしてしまうこともあり、たるみやシワを悪化させる可能性もあります。

これでは、小顔のために行なっていたマッサージが逆効果になってしまいます。セルフでフェイシャルマッサージを行なう時は、「適度な力」を意識するようにしましょう。

美容機器を使用してのフェイシャルマッサージの注意点

リフトアップを目指し、小顔ローラーなどの美容機器を使用してセルフケアする方も多いのではないでしょうか。セルフケアを手助けしてくれる美顔ローラーですが、実は注意が必要です。

美顔ローラーは「下から上へ」というのが鉄則です。下から上へ、そのまま上から下へとコロコロし続けてしまうと、逆にたるみをつくり出してしまう可能性があります。下から上へと肌を持ち上げているのに、それをわざわざ上から下へ押し下げているというイメージです。

これでは、美顔ローラーを使用している意味がありません。「下から上」というのを常に意識して行ない、効果をしっかり実感しましょう。

毛穴洗浄についての注意点

毛穴汚れが気になったときは蒸しタオルやスチームで毛穴のケアを行なうと思いますが、このときしっかりアフターケアを行なっていますか?

毛穴は温めることで広がり、冷やすと引き締まる特徴があります。蒸しタオルやスチームを使って毛穴を広げた状態で洗顔を行なうことで、毛穴汚れはキレイになりますが、そのままにしておくと、毛穴は広がった状態のままです。

そうすると、毛穴に汚れがたまりやすくなり、黒ずみや毛穴づまりを引き起こすなど、逆効果になってしまいます。毛穴洗浄のあとは、「冷やすこと」と「しっかり保湿すること」がポイントです。冷水で顔全体を冷やしたり、冷えた化粧水で保湿したりし、アフターケアをしっかり行なうようにしましょう。

保湿ケアについての注意点

乾燥が気になる方は、保湿ケアに力を入れていると思います。保湿をするときのポイントは、「肌を水分で満たす」ということです。高い化粧品を買ったのはいいものの、もったいないからといって、少量肌に浸み込ませただけでは水分は足りていません。また、水分が足りていない状態なのに、保湿クリームや美容液で蓋をしても肌はすぐに乾燥してしまいます。

肌全体が少しヒンヤリする程度が水分補給の目安です。コットンで肌全体に浸み込ませたあとは、手のひらで顔を包み込むようにして、表面に残っている化粧水を顔全体になじませると、次のステップの乳液や美容液が肌に浸み込みやすくなります。

このように肌にしっかり水分を補給してから、保湿クリームや美容液で蓋をしてあげると、水分を肌に閉じ込めることができます。

まとめ

セルフでフェイシャルケアを行なうことは、美肌を保つ上で大切なことです。しかし、やり方を間違えてしまうと、かえって逆効果になり、肌荒れやたるみの原因になってしまうかもしれません。肌のお手入れをするときは、ぜひ今回ご紹介してきた注意点やポイントをおさえておきましょう。