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PMK Column

2016.04.17

クーパー靭帯は再生・修復できる?ハリのあるバストを取り戻す方法とは?

クーパー靭帯は再生・修復できる?ハリのあるバストを取り戻す方法とは?

バストのハリと関係しているクーパー靭帯。ちょっとした負担で伸びたり切れたりする繊細な組織として知られています。今回は、そんなクーパー靭帯が損傷したときに再生・修復する方法があるのかどうかご紹介します。

クーパー靭帯とは?

そもそもバストを支えるクーパー靭帯は、どのような組織なのでしょうか。まずは、その働きや性質について見ていきましょう。

丸みのあるバストを保つのに重要な組織

クーパー靭帯は乳腺や脂肪が脇に流れないようにすることで、バストの形を保ってくれている組織です。コラーゲン繊維の集合体で構成されています。通常の靭帯とは異なり、若干の伸び縮みが可能で、授乳期は乳房のふくらみと同時にクーパー靭帯も引き伸ばされます。また、ちょっとした負担に弱く、重力やバストの揺れなどで損傷し、伸びたり切れたりする特徴があります。

損傷したクーパー靭帯は再生・修復できない

一度、損傷したクーパー靭帯は基本的に元には戻りません。つまり、クーパー靭帯の損傷によって崩れてしまったバストも改善が難しくなります。授乳期が過ぎてたるんだバストがなかなか元に戻らないのも、クーパー靭帯のこの性質が関係しています。

クーパー靭帯を再生・修復させる方法はある?

ですが、損傷したクーパー靭帯でも状態によっては再生・修復できる可能性があります。具体的には”伸びた”ときです。一度切れてしまったら対処できませんが、伸びただけならまだ修復の余地があります。その修復の方法として効果的なのが「光豊胸」です。以下、光豊胸の働きをご紹介します。

光豊胸の働きとは?

光豊胸の技術はIBE(Ideal Breast Enhancer)と呼ばれるもので、体にメスを入れずにバストアップを導ける技術です。光を当てるだけなので痛みはほとんどありません。体内に薬剤を注入することもないので、安全な施術として知られています。

特殊な機器から近赤外線をバストに当てることで線維芽細胞にアプローチ。クーパー靭帯を構成するコラーゲンの生成を活発にし、弱ってしまったクーパー靭帯を強化します。伸びたクーパー靭帯によって形が崩れたバストに張りと弾力を取り戻します。

ほかにも嬉しい効果が

光豊胸にはクーパー靭帯の修復だけでなく、脂肪組織を膨らませる働きもあります。また、リンパや血液の流れを促すことで、女性ホルモンの巡りも活発にします。バストアップで大事な栄養もうまく運ばれるようになるため、バストが育まれやすい環境がつくられます。

光豊胸について事前に知っておきたいこと

バストアップの施術のなかでも安心して受けられる光豊胸は、伸びたクーパー靭帯の再生・修復を導いてくれます。しかし、施術を受けるときには事前に知っておきたいことがあります。

効果は少しずつあらわれる

光豊胸の施術は何回か繰り返しておこなうことで効果が見込めます。光豊胸はコラーゲンの生成や脂肪組織のふくらみなど、自分の体の仕組みを利用して少しずつプラスに働いていくもの。したがって、1回の施術では目に見えた効果はあらわれないのです。また、この施術は劇的にバストアップができる豊胸手術とも違います。今までのサイズから2カップアップくらいの、張りのある美しいバストになることを目指します。

体の状態によっては施術を受けられない場合がある

光豊胸はその名のとおり光を使用します。そのため、光に敏感に反応する人は向いていません。また、女性ホルモンの巡りをコントロールする施術でもあるため、生理中や妊娠・授乳をしている方も避けることがすすめられます。

さらに、極度に日焼けをしている場合も施術を受けることができません。皮膚に影響が出る可能性があるためです。過去に豊胸手術を受けていたり、胸に疾患を持っていたりする場合も同様で、光豊胸を受けることができません。

下垂したバストの改善方法

光豊胸によってクーパー靭帯を強化すると同時に、さまざまなケアを取り入れることで下垂したバストにハリを取り戻しやすくなります。

大胸筋を鍛える

大胸筋はバストの土台となる部分で、発達させることでクーパー靭帯の負担を軽減することができます。鍛える方法としては「腕立て伏せ」と「合掌ポーズ」をおすすめします。特に合掌ポーズは簡単にできる筋トレです。腕立て伏せが辛いときは積極的に合掌ポーズに取り組んでみてください。なお、筋トレをするときはクーパー靭帯に負担をかけないためにスポーツブラをつけましょう。

タンパク質を意識した食事をする

バストアップでは「イソフラボン」や「ボロン」が重視されますが、下垂したバストを改善するためには「タンパク質」を摂取することが重要になります。タンパク質は筋肉をつくるうえで不可欠な栄養素のためです。上述の筋トレと同時に取り入れると、より高い効果を期待できます。また、たんぱく質は女性ホルモンの働きを助けると考えられているため、肌質のケアにもつながります。

バストアップクリームをつける

バストアップクリームはバストにハリを与えるものです。取り入れることで垂れたバストの外見を整えられることが期待できます。また、コラーゲン配合のバストアップクリームを使えば、クーパー靭帯の助けにもなります。

クーパー靭帯を守る方法

クーパー靭帯の損傷によって下垂するバストですが、そもそも切れたり伸びたりしないようにすれば、そうした問題に悩まされることは少なくなります。ここでは、クーパー靭帯を守る方法をご紹介します。

就寝時はナイトブラをつける

クーパー靭帯は寝がえりをしたときの揺れや、横向きで寝ているときの重力の負荷も受けます。これを防ぐ役割を担っているのがナイトブラです。ナイトブラは就寝時にクーパー靭帯が受ける負担を軽減し、バストをしっかり保護してくれます。いつもノーブラのまま就寝している方はナイトブラをつけて寝るようにしましょう。

姿勢を正す

猫背などの悪い姿勢はクーパー靭帯に負荷をかけます。無意識に背中を丸めてしまう方は、意識的に背筋を伸ばし、姿勢を正しましょう。特にイスに座っているときは猫背になりがちです。背もたれを使わずに腰で支えるようにすれば、自然と背筋が伸びるので試してみてください。また、歩いているときも胸を張るようにしましょう。それが、背筋が伸びた姿勢を取れることになり、結果的にクーパー靭帯を守れることにつながります。

(まとめ)クーパー靭帯を再生・修復させる方法はある?

1.クーパー靭帯とは?

クーパー靭帯とは、バストの組織全体を支えている組織で、コラーゲンでできた繊維の集まりです。若干の伸縮性がありますが、簡単に損傷してしまう繊細な組織です。一度損傷してしまったクーパー靭帯は基本的には元に戻りません。

2.クーパー靭帯を再生・修復させる方法はある?

クーパー靭帯はバストの中の組織を支えている組織です。これが損傷してしまうと基本的に元には戻りませんが、光豊胸で再生・修復を目指せます。近赤外線をバストに当てることでクーパー靭帯のコラーゲンが生成され、再生・修復が期待できます。ほかにもバストアップに嬉しい効果があります。

3.光豊胸について事前に知っておきたいこと

光豊胸を受けるに当たって知っておきたいことがいくつかあります。この施術は何回か繰り返しておこなうことで効果が得られるものです。またサイズアップも2カップ程度になります。さらに、場合によっては施術を受けられないことがありますので注意しましょう。

4.下垂したバストの改善方法

光豊胸でクーパー靭帯を強化するとともに、さまざまなケアを取り入れることで、下垂したバストにハリを取り戻しやすくなります。大胸筋を鍛える、タンパク質を摂取する、バストアップクリームを塗るといったケアをしましょう。

5.クーパー靭帯を守る方法

そもそもクーパー靭帯が伸びたり切れたりしなければ、バストの下垂に悩まされることは少なくなります。日ごろからナイトブラをつけたり、意識的に姿勢を正したりし、クーパー靭帯に負荷がかからない習慣を送りましょう。