手を合わせるだけでバストアップ？！合掌ポーズの効果とは？

バストアップに効果的と言われている合掌ポーズ。一度は取り組んだことがある方はいるのではないでしょうか。その一方で、本当にバストアップで合掌ポーズは効果的なのか疑問に思っている方も多いはずです。そこで今回は、合掌ポーズの効果について考えていきます。

合掌ポーズにバストアップ効果はある？

一般的に合掌ポーズはバストアップのためになることで知られています。そのため日ごろのケアで取り入れている方は多いでしょう。

しかし、合掌ポーズだけでバストアップができるとは言えません。合掌ポーズはあくまで大胸筋を鍛える効果が期待できるものです。

胸は脂肪が9割、乳腺が1割で構成されています。そのため、合掌ポーズで大胸筋を鍛えたところで、胸自体が大きくなるわけではないのです。

ただし、大胸筋は胸を支えてくれる筋肉のため、合掌ポーズで鍛えれば、胸の形を維持できる効果を得られると考えられています。したがって合掌ポーズは胸の土台をつくるうえで重要な働きをしてくれる動作であると言えるでしょう。

合掌ポーズの正しいやり方

合掌ポーズは正しくおこなわなければ意味がありません。ここで正しいやり方を身に着け、セルフケアに取り入れてみましょう。

①姿勢を正して胸の前で手を合わせる(背筋を伸ばすことを意識する)
②息を吐きながら10秒～15秒ほど手のひらを押し合う(大胸筋を使うイメージで)
③この動作を5回、1日3セットほど

まだ合掌ポーズをおこなっていない方は、このやり方で取り組んでみてください。すでにセルフでおこなっている方のなかで、やり方に自信がない方はこれを参考に見直してみましょう。

また、合わせた手のひらをそのままの状態で左右に動かしたりすれば、幅広い筋肉を使うことができ、胸の土台づくりに効果的です。

合掌ポーズと同時に取り入れたい習慣

合掌ポーズと同時に以下の習慣を取り入れれば、よりバストアップに近づくことができます。

睡眠を十分に取る

睡眠不足の状態は、乳腺の発達を促す女性ホルモンの乱れを引き起こします。そのため、日ごろから夜ふかしなどをせず、睡眠不足にならないようにしましょう。どうしても睡眠時間を確保できない場合は、睡眠の質を上げることを意識してください。

定期的にストレスケアをおこなう

ストレスは女性ホルモンを乱す要因となります。定期的に運動をおこない、女性ホルモンを整えるようにしましょう。運動は血行促進にも効果的なので、血行不良によって胸に栄養が届きづらくなる、というリスクを抑えられることにもつながります。

食事で胸に良い栄養を取る

バストアップでは、胸に良いと言われている栄養を摂取することも大切です。普段の食事で「大豆食品」や「ボロンが含まれている食品」「乳製品」などを積極的に摂取していきましょう。大豆食品では「納豆」「豆腐」「豆乳」などが、ボロンが含まれている食品では「海藻類」「キャベツ」「リンゴ」などが、乳製品では「牛乳」「チーズ」「ヨーグルト」などが代表的です。