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PMK Column

マンジャロは痩せる?何キロ減るのか効果や注意点をエステサロンが解説

マンジャロは痩せる?何キロ減るのか効果や注意点をエステサロンが解説

「マンジャロは痩せる」と聞いて気になっている方は多いのではないでしょうか。

SNSでは「何kg痩せた」「食欲が落ちた」という声がある一方で、

「本当に自分にも合うの?」
「いつから効果が出るの?」
「体重は減っても見た目はきれいになるの?」
「顔がこけたり、リバウンドしたりしない?」

と不安を感じる方も少なくありません。

当サロンでも、マンジャロを検討している方や、すでに使用している方から相談をいただくことがあります。

結論から言うと、マンジャロは一般的に体重減少が期待される医薬品です。(出典:PMDA「マンジャロ皮下注アテオス 添付文書」) 

ただし、体重が減ることと、理想のシルエットになることは別です。

マンジャロが主に見ているのは、体重・BMI・食欲・減量率などの数字です。

一方でエステサロンが見ているのは、くびれ・ヒップライン・太もものバランス・フェイスライン・姿勢などの見た目です。

この記事では、マンジャロは痩せるのか、何キロ減る可能性があるのか、注意点は何かを解説しながら、エステサロンの視点で「数字」と「シルエット」の違いについてお伝えします。

マンジャロは痩せる?まず知っておきたい結論

マンジャロは、一般的に高い体重減少効果が期待される医薬品として注目されています。

臨床試験では、体重の15〜20%前後の減量が報告されています。
(出典:SURMOUNT-1試験/Jastreboff AM, et al. N Engl J Med. 2022) 

ただし、すべての方が同じように痩せるわけではありません。

食事内容、運動習慣、筋肉量、年齢、基礎代謝などによって結果は変わると言われています。

また、当サロンでは「何kg痩せるか」だけでは十分ではないと考えています。

なぜなら、同じ10kg減量でも、

・くびれが出る人
・顔だけこけて見える人
・ヒップラインが崩れる人

では、見た目の満足度が大きく異なるからです。

体重計の数字だけでなく、鏡に映るシルエットまで見ることが大切です。

マンジャロとはどんな薬?

マンジャロは、チルゼパチドという有効成分を含む注射薬です。

日本では2型糖尿病治療薬として承認されています。(出典:PMDA「マンジャロ皮下注アテオス 添付文書」) 

週に1回の自己注射で使用され、血糖コントロールをサポートする目的で処方されます。

GLP-1とGIPという2つのホルモンに作用する特徴があり(出典:PMDA 添付文書) 、食欲や糖代謝に関わる働きによって、結果として体重減少が期待されると言われています。

ただし、マンジャロは本来ダイエット専用に承認された薬ではありません。
(出典:PMDA 添付文書) 

使用を検討する場合は、必ず医療機関で医師の説明を受けることが大切です。

マンジャロは何キロ痩せる?

海外で実施されたSURMOUNT-1試験では、72週間の投与により、5mg群で15.0%、10mg群で19.5%、15mg群で20.9%の平均体重減少率が報告されています。
(出典:SURMOUNT-1試験(Jastreboff AM, et al. New England Journal of Medicine. 2022))

用量平均体重減少率
5mg15.0%
10mg19.5%
15mg20.9%

(出典:SURMOUNT-1試験、SURMOUNT-3試験の結果を参考に作成) 

例えば体重80kgの方の場合、

・15%減少 → 約12kg減
・20%減少 → 約16kg減

という計算になります。

ただし、これは臨床試験の結果であり、すべての方に同じ結果が出るわけではありません。

詳しい体重変化や1ヶ月・3ヶ月・半年ごとの目安は、以下の記事で詳しく解説しています。

マンジャロの効果はいつから?

一般的には、まず体重よりも食欲の変化を感じる方が多いと言われています。

目安としては以下のような流れです。

期間一般的に見られる変化
1〜2週間食欲や間食の変化
1ヶ月2〜4kg程度の変化が見られることがある
2〜3ヶ月5〜10kg程度の変化が見られることがある
半年以降10kg以上の減量例も報告されている

ただし、体重だけで効果を判断するのはおすすめしません。

体重があまり変わらなくても、ウエストサイズや体脂肪率、服のサイズ感が変化している場合があります。

マンジャロが痩せると言われる理由

マンジャロが痩せると言われる理由は、主に食欲や代謝に関わる働きがあるためです。

GLP-1は満腹感に関わるホルモンで(出典:PMDA 添付文書) 、食べ過ぎを防ぎやすくすると言われています。

また、マンジャロはGIPにも作用するため、従来のGLP-1受容体作動薬とは異なる特徴があります。

一般的には、

・間食が減る
・甘いものが欲しくなくなる
・少量で満足しやすくなる

といった変化を感じる方もいます。

ただし、食事量が極端に減ると、栄養不足や筋肉量低下につながる可能性もあります。

マンジャロで後悔する人もいる?

マンジャロは体重減少が期待される一方で、後悔につながるケースもあります。

例えば、

・副作用がつらい
・費用が高く続けられない
・やめた後にリバウンドした
・筋肉量が落ちた
・体重は減ったのに見た目に満足できない

といった悩みです。

特にエステサロンの視点では、「体重は減ったけれど理想のシルエットではない」という悩みが重要だと感じています。

マンジャロのデメリットや危険性

マンジャロを検討する際は、メリットだけでなくリスクも理解する必要があります。

一般的に報告されている副作用には、

・吐き気
・胃もたれ
・便秘
・下痢
・腹部膨満感

などがあります。(出典:PMDA 添付文書) 

また、マンジャロは本来2型糖尿病治療薬として承認されている医薬品です。

美容やダイエット目的での使用については、行政や専門機関から注意喚起が行われています。
(出典:厚生労働省「マンジャロ等の適正使用について」、日本糖尿病学会)

自由診療による適応外使用では、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合もあります。
(出典:厚生労働省、PMDA) 

副作用や危険性については、事前に調べてから慎重に判断するようにしましょう。

マンジャロの値段はいくら?

マンジャロの費用は、保険適用か自由診療かによって大きく異なります。

2型糖尿病治療として処方される場合は保険適用となることがありますが、ダイエット目的では自由診療となることがほとんどです。

自由診療の場合、一般的には月2〜10万円前後かかるケースもあると言われています。
(出典:国内医療機関の公開価格をもとに作成) 

そのため、月額だけでなく、半年〜1年続けた場合の総額で考えることが大切です。

マンジャロをやめたらリバウンドする?

マンジャロは使用中の食欲を抑える働きが期待されます。

そのため、やめた後に食欲が戻ることで、体重が再増加する可能性があります。

臨床試験でも、投与中止後に体重が再増加する傾向が報告されています。
(出典:SURMOUNT-4試験/JAMA 2024) 

ただし、当サロンではリバウンドを「体重が戻ること」だけで見ていません。

大切なのは、整い始めたシルエットを維持できるかどうかです。

やめた後の体重変化や対策は、以下の記事で詳しく解説しています。

マンジャロとエステサロンの違い

マンジャロとエステサロンは、どちらが良い・悪いではありません。

役割が違います。

マンジャロは、一般的に体重・BMI・食欲・減量率などの数字を中心に考えるアプローチです。

つまり、数字管理です。

一方で当サロンが見ているのは、

・くびれ
・ヒップライン
・太もものバランス
・背中の印象
・二の腕
・フェイスライン
・姿勢
・洋服を着たときのシルエット

です。

つまり、シルエット管理です。

項目マンジャロエステサロン
体重減少得意主目的ではない
食欲抑制得意対象外
くびれ直接目的ではない重視
ヒップライン直接目的ではない重視
むくみケア直接目的ではない重視
見た目の印象数字では測りにくい重視

同じ55kgでも、姿勢や筋肉量、むくみ、脂肪のつき方によって見た目は大きく変わります。

PMKでは、体重を落とすことだけでなく、理想のシルエットに近づくことを大切にしています。

エステサロンが考えるマンジャロとの付き合い方

当サロンでは、マンジャロが良い・悪いという考え方はしていません。

一般的にマンジャロは体重減少をサポートする選択肢の一つです。

ただし、体重が減ることと理想の見た目になることは別です。

大切なのは、

「何kg痩せたいか」

だけでなく、

「どんな自分になりたいか」

を考えることです。

・くびれを作りたい
・ヒップラインを整えたい
・脚をすっきり見せたい
・フェイスラインをきれいに見せたい
・洋服をきれいに着こなしたい

目的によって必要なアプローチは変わります。

マンジャロは体重管理。

エステサロンはシルエット管理。

この違いを理解したうえで、自分に合う方法を選ぶことが大切です。

まとめ

当記事では、マンジャロは痩せるのかについてエステサロンの視点から解説しました。

マンジャロは一般的に体重減少が期待される医薬品であり、臨床試験でも高い減量効果が報告されています。

一方で、体重が減ることと理想のシルエットになることは別です。

体重だけを見ていると、

・筋肉量が落ちる
・顔がこける
・ヒップラインが崩れる
・リバウンドする

といった後悔につながる場合があります。

エステサロンとしては、体重計の数字だけでなく、くびれ・ヒップライン・フェイスライン・姿勢など、見た目の満足度まで含めて考えることが大切だと考えています。

大切なのは「何kg痩せたか」ではなく、「鏡に映る自分を好きになれるかどうか」です。

マンジャロもエステも、目的を理解して選ぶことで、より後悔しにくいダイエットにつながるでしょう。

参考文献・出典

  1. PMDA「マンジャロ皮下注アテオス 添付文書」
  2. SURMOUNT-1 Trial:Jastreboff AM, et al. Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity. New England Journal of Medicine. 2022.
  3. SURMOUNT-4 Trial:Aronne LJ, et al. JAMA. 2024.
  4. 厚生労働省「マンジャロ等の適正使用に関する通知」
  5. 日本糖尿病学会(GLP-1受容体作動薬・チルゼパチド関連情報)
  6. 日本イーライリリー株式会社「マンジャロ 医療関係者向け情報」