最近シミが気になるColumn
シミは年齢を重ねると同時にあらわれるものというイメージがあります。ですが、シミは年齢に関わらず発生する肌トラブルです。そのため、気になりはじめたタイミングで対策に取り組むことがすすめられます。では、どうすればシミを目立たなくすることができるのか。対策のポイントを解説します。
シミの原因
シミはさまざまな要因が重なってあらわれます。しかし、そのなかでもシミの発生と大きく関わっているのが紫外線です。
紫外線は肌に浸透し、ハリや弾力をつくるエラスチンやコラーゲン、ヒアルロン酸を生み出す線維芽細胞などにダメージを与えます。肌はそうした細胞を守るためにメラニン色素を生成します。通常、メラニン色素は役割を終えると、ターンオーバーによって、古い角質などと一緒に排出されます。
ところが、不規則な生活習慣などの影響でターンオーバーが崩れると、メラニン色素がうまく排出されなくなります。それで残ったメラニン色素が、肌に沈着することでシミができるのです。また、メラニン色素が過剰につくられることで、さらにシミは増えやすくなります。
日本人はシミができやすい?
国際基準のフィッツパトリック分類によると、皮膚のタイプは紫外線に曝露したときの反応によって6種類に分けられると言います。
タイプⅠ | 紫外線を浴びると常に赤くなる。強い日焼けを起こすが、基本的に皮膚色は黒くならない。 |
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タイプII | 紫外線を浴びると簡単に赤くなる。日焼けを起こし、皮膚色が少し黒くなる。 |
タイプIII | 紫外線を浴びると軽く赤くなる。中程度の日焼けを起こし、皮膚色が少し黒くなる。 |
タイプIV | 紫外線を浴びるとわずかに赤くなる。少し日焼けを起こし、皮膚色が黒くなる。 |
タイプV | 紫外線を浴びてもほとんど赤くならない。わずかに日焼けする程度。皮膚色が黒くなる。 |
タイプVI | 紫外線を浴びても赤くならない。ほぼ日焼けしない。元々、皮膚の色が黒い。 |
この6つのタイプのうち、日本人に多い肌はタイプIIIとタイプIVとされています。つまり、日本人は紫外線の影響で赤く日焼けし、その後、褐色変化が起きるタイプだと言えます。
シミの対策方法
シミは紫外線対策とセルフケアアイテムを取り入れたケアで改善が見込めます。
紫外線対策
紫外線は3月から9月にかけて多くなると言われます。この時期は積極的に日焼け止めを取り入れ、浴びる紫外線の量を調整しましょう。日焼け止めというと、日差しが強い日に使うイメージがありますが、紫外線は天気に関わらず地表に降り注ぎます。曇りの日でも使うようにしましょう。ですが、紫外線は年中、地表に届いていると言われているので、シミができやすいという方は、常に肌に到達する紫外線の対策をする必要があります。
セルフケアアイテムを取り入れたケア
セルフケアアイテムのなかには、シミの生成を抑えたり、目立たなくしたりする働きを持つ成分が含まれたものがあります。たとえば、美白成分として知られているビタミンC誘導体、アルブチン、トラネキサム酸、カモミラET、コウジ酸などです。そうした成分が含まれた化粧品を用いることで、効率よくシミの対策をすすめられます。どの成分がどのような働きをしてくれるか、しっかりと調べたうえで、ご自身に適したアイテムを取り入れましょう。
シミを予防するためには?
シミの発生を抑えるためには、紫外線対策に加え、規則正しい生活習慣を送り、定期的にストレスケアに取り組み、肌に余計な負担を与えない方法でスキンケアをおこなうことが重要になります。
正常なターンオーバーの周期は約6週間と言われますが、睡眠不足が続いたり、ストレスが溜まったりすると、そのサイクルが乱れます。サイクルが乱れればターンオーバーの働きも低下し、メラニン色素が肌に残るようになります。正常なターンオーバーを維持し、メラニン色素がしっかり排出される肌環境をつくるためにも、普段から十分に睡眠を取ること、ストレスを発散することを意識した生活を送りましょう。
また、スキンケアで力強く顔を洗ったりするなどし、肌に余計な負担を与えるとバリア機能が低下します。そうすると、紫外線の影響を受けやすくなり、メラニン色素の生成が促されてしまいます。顔を洗うときは泡を使ってやさしく汚れを落とすことを心がけましょう。
マスクの摩擦にも注意
近年のコロナ禍の影響で、1日中マスクを着けることが当たり前となりましたが、そうした習慣はシミを助長する一因となりえます。マスクの繊維が肌に刺激を与え、メラニン色素の発生を促すためです。その発生したメラニン色素が肌に沈着し、シミにつながります。
また、外出自粛によって、紫外線対策が疎かになること、運動不足で血行が悪化すること、巣ごもりで精神的ストレスを感じることもシミの発生に影響します。室内にいても紫外線は肌に届きます。外出しないからと紫外線対策を疎かにせず、UVカットに効果的な下地やファンデーションをつけるなどのケアに取り組みましょう。
効率よくシミを対策する方法
効率よくシミを目立たなくしたいときに検討したいのがエステサロンの活用です。エステサロンにはシミの対策に効果的な施術が多数用意されています。セルフケアに加えて、そうした施術を取り入れることで、シミへのアプローチを強くすることができます。以下、シミ対策のときに取り入れたい主な施術をご紹介します。
ピーリング
ピーリングは、専用のジェルなどで肌に溜まった古い角質を取り除く施術です。自宅でも容易に取り組める美容法であることから、知っている方は多いのではないでしょうか。ピーリングには古い角質とともにメラニン色素も一緒に取り除いてくれる効果も期待できます。シミの要因となる肌表面のメラニンの量を減らしてくれるので、シミを目立たなくする際に最適な施術と言えます。
イオン導入
イオン導入は、肌に微弱な電流を流して、ビタミンCやプラセンタなどの美容成分を肌に届ける施術です。浸透させた美容成分によって、ターンオーバーの働きを促したり、メラニン色素の発生を抑えたりします。肌本来の再生機能を促進することで、頑固なシミに働きかけてくれるため、シミ対策で有効な施術として知られています。
光フォトフェイシャル
光フォトフェイシャルは、肌に光を照射することで、メラニン色素にダメージを与えたり、エラスチンやコラーゲンの生成を促したりする施術です。メラニン色素に反応して自然と肌から剥がれ落ちるように働きかけます。また、ハリや弾力をつくる成分を生み出すところもこの施術の魅力です。光の出力が弱くダウンタイムもないので、エステサロンでも人気がある施術となっています。
セルフケアでは目立たなくすることが難しい頑固なシミについては、エステサロンでの施術も取り入れることがおすすめです。年齢を重ねるごとに肌のシミに悩まされる機会は増えていきます。透き通った肌を保つためにも、さまざまな角度からシミ対策に取り組むことが大切です。
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